〈京都府与謝野町〉吉祥花伝 KYOTO「銀座の夏」2025.7

松屋の地域共創×吉祥花伝「京都府 与謝野町」
松屋は、京都府与謝野町で織られた「丹後ちりめん」を挟み込んだオリジナルのグリーティングカード「吉祥花伝 KYOTO」を制作。「松屋の地域共創」の取り組みの一環として、地域産品を広く周知することを目指し、日本の美しさが凝縮されたお土産として国内外の観光客向けに販売する。
京玩具尽くし
⽇本⼈の精神性がかたちになり、様々な意味や願いが込められた多彩な伏⾒⼈形を、賑やかにあしらった。
見立て葵千鳥
葵から千⿃、⽵から燕へと、その姿を変容することで勝機を勝ち取るという意味が込められた縁起の良い意匠。
桜霞御所解
物事の始まりを意味し、春の到来を告げる桜。すぐに散ってしまう美しくもはかない気配を、静かに醸している。
源氏絵図貝合わせ
⾙合わせは平安時代に貴族の間で親しまれた王朝あそび。「源⽒物語」の四季を題材にした雅やかな意匠。
鶴亀京更紗
「鶴は千年⻲は万年」と、⻑寿の象徴として親しまれる意匠に、古い京更紗の意匠を掛け合わせた吉祥柄。
「吉祥花伝 KYOTO」は染色、デザイン、和紙の印刷など、制作のほとんどを京都で仕上げた、京都の伝統と匠の技術が詰まった一品。
素材には、京都府北部の丹後地方で300年以上にわたり受け継がれてきた日本独自の絹織物「丹後ちりめん」を使用。丹後ちりめんは、伝統工芸品として高く評価される一方、近年では着物の需要減少に伴い、織元の減少や技術継承の課題が深刻化している。
この課題に対し、新たな活用範囲としてグリーティングカードを制作。着物に使用されてきた伝統的な柄をベースに再デザインし、日本の美しい伝統を手軽に楽しむことができるお土産として開発。国内外の観光客へ届けることで、丹後ちりめんの新しい価値を創造し、地域の活性化を目指している。
松屋銀座をはじめ、東京都内や京都府内のホテル、土産物店、セレクトショップなどでも販売予定。
吉祥花伝 KYOTO(グリーティングカード) 丹後ちりめん/全10種 各2,640円(税込)
風呂敷 綿/全6種 各2,750円(税込)
協力会社:株式会社 山藤:丹後ちりめん織元/株式会社 千総友仙工場:図案デザイン/有限会社 馬場染工場:丹後ちりめん染色(手捺染)/堀金箔粉 株式会社:金箔/有限会社 修美社:和紙加工ディレクション(カード)/株式会社 波部太陽堂:和紙浮き出し加工(カード)/株式会社 大塚染工場:手染め友禅和紙(封筒)/株式会社 EBRU:設計監修
吉祥花伝とは
株式会社EBRUが開発した、古い着物地に描かれた縁起の良い柄(吉祥柄)の意味と送る人への願いを重ねて贈るグリーティングカード。
詳細はこちらのリンクから 吉祥花伝 | 株式会社EBRU